【Linux】shutdownコマンドについて

Command Manual

説明

shutdownは、安全な方法でシステムを停止させるように手配します。ログインしているすべてのユーザーにシステムがダウンすることが通知され、TIMEの最後の5分間は、新しいログインが防止されます。
TIMEにはさまざまな形式があるが、最も一般的なのは単に「now」という言葉で、これはシステムを即座に停止させる。他の有効な形式は +m で、m はシャットダウンするまでの分数、hh:mm は 24 時間時計での時間を指定する。

TIME が経過すると、 shutdown は init(8) デーモンに、システムを適切なランレベルにダウンさせる要求を送ります。

これは runlevel(7) イベントを発することで実行され、環境変数 RUNLEVEL に新しいランレベルを、変数 PREVLEVEL に以前のランレベル (環境または /var/run/utmp から取得) を格納する。INIT_HALT変数が追加で設定されるかもしれない。この変数には、システムを停止させる場合はHALT、システムをパワーオフさせる場合はPOWEROFFという値が含まれる。

使い方

shutdown [Options]... TIME [MESSAGE]

詳細

Options

| オプション | 説明 |
| -a | /etc/shutdown.allow を使う。 |
| -t sec | 他のランレベルに移行する際、 警告シグナルを送ってから kill シグナルを送るまでに sec 秒間待つよう init(8) に伝える。 |
| -k | 実際にはシャットダウンを行なわない。 ログイン中のユーザ全員へのメッセージ送付のみを行なう。 |
| -r | シャットダウン後リブートする。 |
| -h | シャットダウン後システムを停止する。 |
| -n | [使うべきでない] init(8) にシャットダウンを依頼するのではなく、 自力でシャットダウンを行う。 このオプションの使用はなるべく避けること。 望んだ結果が得られるとは限らない。 |
| -f | リブート時に fsck を行なわない。 |
| -F | リブート時に必ず fsck を行なう。 |
| -c | 現在実行中のシャットダウンをキャンセルする。 当然ながら、このオプションと同時に time を指定することはできない。 しかし、コマンドラインから説明用のメッセージを入力し、 ログイン中の全てのユーザに送る事はできる。 |

TIME

  • HH:MM HH時MM分に実行
  • +M M分後に実行
  • now 今すぐに実行

MESSAGE

shutdown -h +5 "5分後にシャットダウンします"

使用例

現在18:00で、21:00にサーバーを停止する

shutdown -h 21:00

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