退職、そして転職

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はじめに

携帯ショップ店員という異業種から、IT業界に転職を成功させて1年半と少し。
ついに決断と行動を起こします。
現職の受託開発でのプログラマーを辞めて
8月から、データベースエンジニアとしてのキャリアをスタートさせます。
この決断をするまでに、色んな人に気にかけてもらいつつ
家族と自分の将来を考えて行動しました。
そんな過程をまとめておきます。
人それぞれ、その時の置かれた状況というのは変わってくるので、
どの行動が正しくて間違っているなんてことはないと思います。
決断に迷っている人の少しでも参考になればと思います。

そうだ、フリーランスになろう

2022年3月ごろからフリーランスになろうか考えていました。
きっかけは単に稼げるだろうと安直な考え。
実際にフリーランスになっている人の話も聞いて、自分にもできるだろうと
ただそれだけを考えていました。
実際に自分のスキルで案件を見ると大体が
50 ~ 70万円/月
といった感じ。
めっちゃ稼げるじゃん。フリーランスやべ〜。
そんな気持ちでなるための情報収集を始めました。

フリーランスになるためのアクション

まずは自分で管理する支出部分について調べました。
所得税やら住民税などの税金面、経費で落とせる科目の確認、
あとはフリーランスの社会的信用について。
正直、税金面について年収額によっても変動するのでここに関しては
エージェントの意見を聞いて月10万を別で管理しておくことで大丈夫と考えました。
経費については お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!を読んで理解した気でいます。
ただ、どんなに準備万端にしても、いざその時にならないとわからないことも多いかと考えていて、その時が来れば調べたらいいという考えもありました。

そして、社会的信用について。
調べると賃貸なども借りれないケースがよくあるとか。
後から知ってそれはまずいなと思ったのは
保育園なども信用がなければ預けられない場合があるといったこと。
預けられないとなると嫁が子供に拘束されてしまって、働きたくても働けないとなると
自分だけの問題ではなくなってしまうのはまずいなと考えました。

嫁にもフリーランスへの転身を説明しました。
だけど、反応は快く受け入れてもらえませんでした。
理由は簡単。
子供が出来た状況で貯金もないのに、最悪無収入のリスクを抱えるのが怖い。
自分ら大人が我慢するのはいいけど、子供に辛い思いはさせたくないからと
僕も共感することを言われました。

それでも伝えた時は、既にエージェントを通して面談も終えて、しかも1回の面談で
オファーを貰えた状況でした。
既に手を回していたこともあり、嫁は渋々承諾を。
早速会社に辞めることを伝えようと決めました。

会社に退職意思の報告

退職の意を伝えた際に、フリーランスに転身することも伝えました。
すると会社の上司は、親身になって本当にフリーランスになっても大丈夫なのかと、この機会に色々と調べてくれました。
この時に保育園にも信用があることを知り、再度調べ直すことをしました。

保険についても、任意継続で続けることができても2年過ぎたら3人分の国保を払うことになったり、ネットのツールで税金などについて調べてみても、月に3~4万ぐらいしか変わらな買ったこと。あとは自分が働けない状況になった時にはその分稼ぎもなくなること。
フリーランスに有給はないですからね。
他にも細々とやることがあったのがわかりました。
最悪の事態になった時に自分は家族を守れるのか不安になりました。
せめて幾らかの蓄えがあってなら、独り身なら無茶できたなどなど色々と
考えるようになりました。

辞めるのをやめる

結果として、フリーランスへの転身を辞めました。
理由はもしもの時があったときに家族を守れるか不安だった。
自分一人で苦労するならどんとこいですが、
嫁と息子の笑顔を奪ってまで無茶をすることは自分にはできませんでした。

会社には退職を辞めることを伝えた。

キャリアパスに不安を抱える

変わらず受託の仕事をこなしている。
新規開発、保守の中で
インフラ、バックエンド、フロント、顧客折衝
機能追加の要件定義からも関わることもあり、経験値としては広く関わることができる毎日。
だけど僕は31歳で業界に入った新人だ。
この経験が20代でできるなら楽しんで、やりがいをもって仕事ができただろう。
しかし、自分にとってはこのまま広く浅い知識で、先人を切ることができるようになるのだろうか。そんな不安を抱える毎日でした。
だからといってそんなことを伝えても受託会社ゆえに何か選任になって学ばせてくれるわけでもなく、プライベートの時間を使ってスキルを尖らせるしかない状況。
それもありだが厳しいのが現実。
なぜなら、今の会社は出社が基本、残業は遅いと23時を回ってしまう。
家に着いたら0時過ぎ。それでも、頑張れば2~3時間の勉強時間は作れている。
だが、その2~3時間を積み重ねていつ選任の仕事ができるようになるのか。
40歳過ぎてからじゃ遅すぎる。
今すぐ尖ったスキルが欲しい。力をつけるための時間が欲しい。
日々そんなことを考えていました。

スカウトが来た

ふとスマホを見ると、スカウトが来ましたの文字が。
なんとCMでも見たことがある会社からのスカウトでした。
スカウトと言っても、Greenに登録していたので、提示していたスキルが
もしかしたら自社で欲しい人材かも?ぐらいな感覚で連絡が来たのかと思ってます。
それでも僕は飛びついて内容をしっかりと読みました。
そこには「データベースエンジニア」の文字が。
その瞬間心の中でこれだ!と思ったのです。
しかも条件がめちゃくちゃ嬉しい内容。
ダメでもやってみたい。
すぐに返事をしました。

カジュアル面談 ~ 最終面談まで

すぐにカジュアル面談を行いました。
データベースエンジニアとしてのやること。
会社について。
制度など。
データベースエンジニアだからコードはほぼ書かないということは
なかなか衝撃的でしたが、副業がOKな会社なので
そこはこれまで通りバックエンドで副業をすればカバーできるなと考えた。
それよりも選任としてデータベースについて知識を深めれるのがとても魅力的だった。
このチャンスを掴むしかないと思い面接を受けることにしました。

面接ではデータベースについてに経験値を問われました。
チューニングの進め方としてはどのようにしたのか、パラメーターはどうしたのか、
正直、チューニング経験はあっても、お客様が求めたことをクリアするのに当時は必死で
深く理解をしていなかったので、質問自体がよく分からず、その場では上司のサポートを受けつつ進めてたことを伝えて、今後は専門的に知識が必要なのでこれまで通り勉強して理解を深めていくことを伝え続けました。

終わったあとは、正直かなり自信がなくチャンスを失ったと思っていました。
ですが次の日に最終面談の案内があり心が躍りました。

そして最終面談。
CTOとの面談でした。
とても話しやすく、僕自身の熱い気持ちが伝わってとても好感を持ってもらえた印象でした。
聞かれたことは、

なぜショップ店員からこの業界に入ったのか。
データベースが絡んだ経験について
これまでの実務で1番辛かったこと

大きくこの3つ。
そして自分から質問として
CTOがもしも自分が入社した時に求めることは何かを聞いてみました。

そこで僕も強く共感したことは

エンジニアとして、ただ与えられた仕事をこなすだけではなく
どうしたら効率良くできるか、などを自発的に考えて行動を起こせる人になってほしい。

今の自分にも足りない部分でもあったのでやってやるぞという気持ちを改めて持ちました。
割と良かった感じを持ちつつ最終面談が終わり1〜2時間ほど、一息ついていると連絡が。

採用、そして退職の意思を伝える

なんと採用の連絡が来ました。
自分でも受かったのです。

後日、会社には退職の意思を伝えました。
今度は次が決まっているので特に引き止めもなく退職の話は進みました。
ただ、辛いのは直属の上司に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
約1年ほど前にその上司の元にいたメンバーが3人辞めているのです。
そこに自分が辞めるとなると、正直辛い気持ちになるだろうなと考えてました。
だけど、その上司が嫌で辞めるわけではなく、会社から受ける待遇として
より良い方に行っただけ。
むしろ上司には未経験の自分にとても良くしてくれていたので感謝の気持ちでいっぱいです。
それでも情だけでは家族は養えないので行動を起こしました。

終わりに

現職と転職先を比べて自分的にメリットがある点は以下の通り。

  • 年収100万以上アップ
    • 6年勤めたショップ店員よりも多くなります
  • フルリモート
    • 僕は札幌在住。本社は東京にあります。
  • フレックス
    • コアタイムはありますが、早く仕事を始められるのはマジで嬉しい。
  • キャリアパス
    • データベースについて専門的に仕事ができるので尖ったスキルが持てるのは嬉しい
  • 副業OK
    • 現職は副業NGです。バレた時に会社としての罰を受けるリスクがないのは安心です。
  • 年2回の昇給チャンス
    • 結果ありきではあるけど成果が認められるチャンスが多いのは嬉しい

他にも細かい部分でメリットがあって転職を決意しました。
転職後、初めは不慣れな部分も多く大変な思いもするかもですが、
ゆくゆくは副業でも成果を出しつつ経済的に余裕を作っていきたいと考えてます。

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